クラロワの公式eスポーツ大会であるクラロワリーグ。今年最初のゴールドチケットイベントである「Dragon League Gold Edition」の決勝大会が6/22(日)までに行われました。本記事ではその結果をまとめたいと思います。

目次
今年のクラロワリーグについて
今年のクラロワリーグの内容については下記の記事に書きましたが、簡単に説明すると下記のようになります。
- 世界一決定戦への出場枠(ゴールドチケット)は12名
- ゴールドチケットイベント(イベント)がコミュニティ大会として実施
- イベントは毎月行われ(4回実施)優勝者がゴールドチケットを獲得
- CRLポイントランキング上位6名がゴールドチケットを獲得
- イベント準優勝者とポイントランキングの残りの上位8名を合わせた12名がラストチャンス予選を実施。優勝者1名がゴールドチケットを獲得
- 中国枠からゴールドチケット1名
Dragon League Gold Edition
今年最初のゴールドチケットイベント(イベント)となるコミュニティ大会は「Dragon League Gold Edition」です。
主催はQLASH(X: @QLASH_App)です。
伝説の道レース
【期間】5/5(月)~6/2(月)
ゴールドチケットイベントの最初の段階は、伝説の道レース(Path of Legends Race)と呼ばれるものです。
これはクラロワにおける1ヶ月のシーズンで伝説の道(通称マルチ)のグローバルランキングの1000位以内に入ることが第一の条件になるということです。
予選 Day1 スイス式
【日時】6/14(土) 23:00~(日本時間)
伝説の道レースで1000位以内に入ったプレイヤーは予選(Qualifier)にエントリーすることができます。
この時点で「16歳以上」であることや「居住地のアプリストアでクラロワがダウンロードできる国に居住している」ことなどの条件が加わります。
予選Day1はスイス式と呼ばれる方式で争われ、各選手は9試合ずつ試合を行いました。
大会ページ
この日の大会はMatcherinoという大会プラットフォーム(Webサイト)上で実施されました。
参加人数
エントリーや試合前のチェックインを行い、実際にDay1の戦いに参加した人数は331名になったようです(参考Xポスト)。
配信
試合の模様は下記の配信アーカイブのリンクから見ることができます(試合が同時進行なので配信者が選んだ試合のみ見ることができます)。
- ラッシュ(YouTube / 日本語)
結果
下記が最終ランキングです。この上位32名がDay2に進出しました。
勝敗数が並んだ場合、対戦相手のMatch勝率(OMW%)、そして自身のGame勝率(GW%)の高い順で順位が決まります。


予選 Day2 グループ戦
【日時】6/15(日) 23:00~(日本時間)
予選Day2は、32人が8人ずつ4グループに分かれて戦うグループ戦です。
各グループで総当たり戦が行われ、各グループ3位までの選手が決勝大会に進みます。
大会ページ
この日の大会の結果は下記サイトで見ることができます。
配信
試合の模様は下記の配信アーカイブから見ることができます(試合が同時進行なので配信者が選んだ試合のみ見ることができます)。
- ラッシュ(YouTube / 日本語)
- ライキジョーンズ(YouTube / 日本語)
- RAD(YouTube / 日本語)
- issei(YouTube / 日本語)選手自身配信。1:47:00頃から。
- その他配信者(公式Xポスト)
結果
下記が各グループの成績です。
勝敗数が並んだ場合はGameの得失差で順位が決まったようです。
グループA
順位 | プレイヤー | 国/地域 | 勝敗 | Game 得失差 |
---|---|---|---|---|
1 | Ian77 | アメリカ | 7-0 | 11 |
2 | Mohamed Light | エジプト | 6-1 | 9 |
3 | Taa | 日本 | 4-3 | 4 |
4 | Issei | 日本 | 4-3 | 1 |
5 | Mugi | 日本 | 3-4 | -1 |
6 | Reminoor (Takuya) | 日本 | 2-5 | -5 |
7 | Charless6 | イタリア | 1-6 | -9 |
8 | SergioRamos | メキシコ | 1-6 | -10 |
グループB
順位 | プレイヤー | 国/地域 | 勝敗 | 得失Game差 |
---|---|---|---|---|
1 | Adriel | ドミニカ共和国 | 7-0 | 12 |
2 | Khazardy | ロシア | 5-2 | 5 |
3 | Kitashiyan | 日本 | 5-2 | 3 |
4 | Yoru | フランス | 4-3 | 2 |
5 | Wallace | ブラジル | 3-4 | -1 |
6 | Samuel Bassotto | ブラジル | 2-5 | -5 |
7 | Jason17 | アメリカ | 1-6 | -7 |
8 | Tarik_Foco (Hezzyto) | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 1-6 | -9 |
グループC
順位 | プレイヤー | 国/地域 | 勝敗 | 得失Game差 |
---|---|---|---|---|
1 | traineradnan | ドイツ | 6-1 | 8 |
2 | KING VITOR | ポルトガル | 4-3 | 4 |
3 | Batan | カナダ | 4-3 | 3 |
4 | TTM 大卫Rooney | イタリア | 4-3 | 1 |
5 | Distrughy | ルーマニア | 4-3 | 0 |
6 | Pompeyo4 | メキシコ | 2-5 | -4 |
7 | Boss | アメリカ | 2-5 | -5 |
8 | GençAslan:) | トルコ | 2-5 | -7 |
※traineradnan選手は何らかの利用規約違反により決勝大会に進む資格なしと判断されました。よってRooney選手が繰り上がりで決勝大会に出場となりました(参照: 公式Xポスト)。
グループD
順位 | プレイヤー | 国/地域 | 勝敗 | 得失Game差 |
---|---|---|---|---|
1 | LucasXGamer | ブラジル | 5-2 | 6 |
2 | Sub | ブラジル | 5-2 | 5 |
3 | Sk xopxsam | ドイツ | 5-2 | 4 |
4 | Chappy2004 | 日本 | 5-2 | 3 |
5 | Coco | 韓国 | 4-3 | 0 |
6 | Betfas | メキシコ | 2-5 | -2 |
7 | xAlee29 | アルゼンチン | 2-5 | -4 |
8 | HONExHONE | 日本 | 0-7 | -12 |
決勝大会
【日時】6/21(土) 22(日) 23:00~(日本時間)
決勝大会(Finals)は予選を通過した12名がダブルエリミネーション形式(敗者復活あり)のトーナメントで争います。
配信
試合の模様は下記の配信アーカイブのリンクから見ることができます。
Day 1
Day 2
結果
最終的なトーナメント表は下記のようになりました。

アメリカのIan77選手が負けなしの4連勝で見事優勝を果たしました。これにより今年最初のゴールドチケットを獲得。世界一決定戦への出場を決めました。
Ian77選手は予選から数えるとデュエルで19勝1敗という高い勝率となりました。
ポイントランキング
4回のゴールドチケットイベントで獲得したポイントの累計でCRLポイントランキング(Leaderboard)ができあがります。
今回決勝大会に出場した選手のポイントは以下のようになりました。
順位 | 獲得pt | 選手 |
---|---|---|
1位 | 100pt | Ian77 |
2位 | 90pt | Sub |
3位 | 80pt | Vitor75 |
4位 | 70pt | Lucas |
5~6位 | 60pt | Adriel、 Mohamed Light |
7~8位 | 50pt | Taa、 khazardy |
9~12位 | 40pt | xopxsam、Rooney、Kitashiyan、Batan |
なお、決勝大会に進めなくても予選Day2に進みTop32に入った選手にもグループ戦の順位によって30pt~10ptのポイントが付与されます。
賞金
決勝大会に出場した選手は順位に応じて下記の賞金を獲得しました。
順位 | 賞金 |
---|---|
1位 | 15,000ドル(約216万円) |
2位 | 9,000ドル |
3位 | 7,000ドル |
4位 | 5,000ドル |
5、6位 | 3,000ドル |
7、8位 | 2,000ドル |
9~12位 | 1,000ドル |
※本記事記載の日本円は6/16現在の為替レートによる
試合後の選手たち
試合を終えた後の選手たちです。
優勝 Ian77
準優勝 Sub
3位 Vitor75
7位タイ Taa(たぁ)
9位タイ Kitashiyan(きたしやん)
世界一決定戦の発表
決勝大会Day2の配信中に今年のクラロワリーグ世界一決定戦についての発表がありました。
日程は10/31(金) ~ 11/2(日)。開催地はアメリカのアトランタ。
DREAMHACKイベント内で行われるようです。
開催地が決まったことで、選手のモチベーションもさらに上がることでしょう!
最後に
クラロワリーグは世界最高峰のクラロワの大会ということで、やっぱり見ごたえのある試合が多くありました。
また、選手を映すカメラがある環境で行われるので、色んな服装、色んな体制でプレイする選手を見ることができるのも楽しさの一つです。

クラロワプレイヤーとは思えない(?)筋肉をつけたIan選手に驚いた人も多かったのではないでしょうか。
来月はどの選手がゴールドチケットをつかむのか、楽しみですね!
以上です! Enjoy クラロワリーグ!
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