クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は2025年4月シーズンの情報です。

目次
調査方法
調査方法は従来どおりクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。
マルチ(伝説の道)のグローバルランキングのTop1000のプレイヤーの使用デッキを調べ、マルチで使用され勝利したデッキの中から最多レーティングを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
比較データ
カードやデッキの使用率や人気順は、前回調査時のデータ(約1ヶ月前)と比較しています。
今回の調査データ
【調査日】5/2(金)(4月シーズン終盤)
比較データ
【調査日】4/3(木)(3月シーズン終盤)
比較データは前回の下記記事で取り上げたものと同じです。
最近のバランス調整・環境変化
前回調査時以降の環境の変化は以下の通りです。
- 4/7(月) 新カード:ボスアサシン
- 4/7(月) 新限界突破: 執行人ファルチェ
- 4/9(水) バランス調整
各内容については下記記事をご参照ください。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
カードの使用率の平均は約6.7%(1デッキ8カード÷カード119種類)です。全てのカードがこの数字に近づくことがバランスの取れた環境という理想の1つです。
一覧の見方
カード一覧の見方は下記の通りです。

数字(%)はカードの使用率を表しています。
文字色 | 意味 |
---|---|
黒字 | 非限界突破 |
紫文字 | 限界突破 |
青字 | 非限界突破と限界突破の合計 |
また、一番下の数字は前回からの使用率の変化です。
文字色 | 意味 |
---|---|
緑文字 | 使用率 増加 |
赤文字 | 使用率 減少 |
限界突破解放済のカードに関しては、使用率の変化は合計使用率の変化を見ています。
つまり、上記例では「ウォールブレイカー」というカードを限界突破のあり無し関係なしに見ると、使用率は21.8%であり前回から13.5%増えたという意味になります。
主軸
相手タワーへのダメージ源となったりデッキの軸を決めるようなカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。
主軸カードと主軸に準ずるカードを合わせたカードの使用率一覧は下記のようになります。
カードの並び順は使用率の高い順です。合計使用率がある場合はそれが使用されます。

バランス調整で調整されたカードはこの中にはありませんでした。
それでも環境の変化により、ロイヤルジャイアント、ホグライダー、巨大クロスボウなどの使用率が上がり、ジャイアント、エレクトロジャイアント、ウォールブレイカーなどの使用率が下がりました。
呪文

トルネードはバランス調整でダメージが半分になる弱体化を受け、使用率を大幅に下げました。
レイジもダメージが23%減少する弱体化を受け、使用率を下げました。
ライトニングは前月はジャイプリ(ジャイアント+プリンス)デッキやエレクトロジャイアントデッキに入ることが多かった呪文です。これらのデッキの減少とともに使用率を大きく落としました。
建物

バランス調整では限界突破テスラのパルスダメージが17%増加する強化を受けました。
限界突破カード
限界突破可能なカードを限界突破使用率(紫文字)順に並べた一覧です。
ここでの使用率変動は限界突破使用率の変動を表します。

デッキに限界突破スロットは2つあるので全ての限界突破使用率(紫文字)を合計すると200%となります。マークは限界突破スロットで限界突破が使われなかった割合を表します。
今月新たに限界突破が解放された執行人ファルチェは7.6%とまあまあ良い位置につけています。
バランス調整で限界突破サイクルが1から2に増える弱体化を受けたランバージャックは、ゴースト状態のダメージ増加という強化はあったものの、大きく使用率を落としました。
チャンピオン
チャンピオンの使用率一覧です。

チャンピオンはデッキに最大1体しか入れることができないので、全ての使用率を合計すると100%になります。マークはチャンピオンが使われなかった割合を表します。
今月の新カードであるボスアサシンは2位に登場です。
モンスター(前衛)のHPが4%減る弱体化を受けたゴブリンシュタインは使用率が半分以下に減り、昨年10月の登場以来守り続けていた1位の座から陥落しました。
一般ユニット
下記が前述の主軸系カードやチャンピオンを除いたユニットの使用率一覧です。


バランス調整組を見ると、ゴブリンの初撃速度が遅くなる弱体化を受けたゴブリンギャングは逆に使用率微増。HPが増えたバーサーカーやダメージが増えたステルスブッシュはほぼ使われない状態から少し使用率が伸びました。
使用率増加が大きいカード
全カードの中で使用率の変動が大きかったものを見てみましょう。
下記が使用率の増加が大きかったカードです。

エレクトロスピリットやモンク、漁師トリトンは使用率が増えているロイヤルジャイアントデッキに入ることが多いカードです。
ローリングウッドもロイジャイデッキや巨大クロスボウ(クロス)デッキ、ディガポイ(ディガー+ポイズン)など、多くのデッキに入る呪文です。
使用率減少が大きいカード
下記が使用率の減少が大きかったカードです。

ボンバーやメガガーゴイルといったカードも前月流行したジャイプリ(ジャイアント+プリンス)デッキの構成カードでした。
タワーユニット

ダガーガールはバランス調整でダメージが5%減少し大きく使用率を落としました。
デッキ
各デッキについてデッキポイントという独自のポイントを計算し、その高い順から50デッキ掲載します。
【表記について】
- Rating(Rank): そのデッキで到達した最大レーティングとその時の順位の目安
- Num: そのデッキを使用するプレイヤー数
- DP: デッキポイント。そのデッキの使用人数が多いほど、またプレイヤーがそのデッキで到達した順位が高いほど多い数値となります。
- ▲と▼: 前回からの変化。▲▲は前回はTop1000のプレイヤーでは使用が無かったデッキを意味します。
限界突破可能カードに関しては、限界突破しているカードとしていないカードは別ものとしてデッキを集計しています。
タワーユニットについても、別のタワーユニットの場合は別のデッキとして集計しています。
1~10位

11~20位

21~30位

31~40位

41~50位

最後に
来シーズンからは伝説の道でTop1000フィニッシュした人が第一次予選通過となるクラロワリーグがスタートします。
来シーズン頭にもまた少しバランス調整が行われるようなので、新環境でのクラロワリーグへの熱い戦いを期待したいですね!
以上です!よきクラロワライフを!
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