クラロワリーグ2022の開催が発表されたので詳しく見てみました

昨日の1/26（水）に2022年のクラロワリーグ（CRL）について発表がありました。

本記事ではこの発表内容について今現在出ている情報をQ&A形式でまとめたいと思います。

情報源

今回の発表は下記の場所などで行われました。本記事ではこれらの情報源などからの情報をもとに書いていきます。

公式サイト

esports.clashroyale.com

クラロワ公式eスポーツの公式サイトです。従来からあったサイトですが2022年バージョンに書き換わりました。

TVロワイヤル

【TVロワイヤル】クラロワリーグ 2022最新情報🏆 （英語版）

公式の動画です。

公式ブログ

クラロワリーグ 2022 | Clash Royale （英語版）

Twitter

Clash Royale Esports @EsportsRoyaleEN

クラロワ公式eスポーツの公式アカウント（英語）です。

クラロワ公式 @ClashRoyaleJP

クラロワ全般に関する日本語の公式アカウントです。

クラロワリーグとは？

クラロワリーグとは2018年から開催されているクラロワの公式eスポーツリーグです。

今年は何か変わったの？

はい。もともとクラロワリーグが始まってから2020年まではチーム戦でしたが、昨年は個人戦となり、シーズンを通してポイントをため、世界一決定戦への出場権を得る仕組みに変わりました。

今年も個人戦は継続しますが、ポイント制ではなくなるなど、全般的に仕組みが変わりました。

シーズンの期間は？

2月～9月です。

2月末に最初のゴールドチケット大会（後述）が開催されます。そして9/23(金)～25(日)に開催予定の世界一決定戦でシーズンの幕が下ります。

これまでは毎年12月に世界一決定戦が行われていたので2、3ヶ月早くシーズンが終わるという変化があります。

ゴールドチケットとは？

ゴールドチケット（Golden Ticket）というのは、世界一決定戦への出場権を意味するチケット・切符のことです。

どうやったら世界一決定戦に出られる？

世界一決定戦に出場できるのは16人です。つまりゴールドチケットが16枚存在することになります。

半分の8枚はゴールドチケット大会で、残りの8枚はクラロワリーグイベント（仮称）で配られることになります。

参加資格は？

ゴールドチケット大会への参加資格は次のように発表されています。

16歳以上であること
クリーンなアカウントで参加すること(*)

(*)アカウント共有など、利用規約に違反したアカウントで参加しないこと

ゴールドチケット大会とは？

ゴールドチケット大会（Golden Ticket Tournaments）とは、8つのコミュニティ大会(*)のことです。それぞれの大会の優勝者がゴールドチケット（世界一決定戦への出場権）を獲得します。

(*) 公式が開く大会ではなく、一般の組織や個人などが主催する大会のこと

ゴールドチケットを既に手に入れている人が再度ゴールドチケット大会に優勝するケースが考えられますが、そういう場合、ゴールドチケットを持っていない人の中で最高順位の人がゴールドチケットを手に入れます（運営Rick氏ツイートより）。

ゴールドチケット大会の種類は？

現時点では4つのゴールドチケット大会が発表されています。

Bernard Chong Cup @ByBernardChong
Queso Cup @TeamQuesoGG
ESL @ESLClashRoyale
Royale MSTRS @RoyaleMSTRS

残りの4大会は後日発表されます。

ゴールドチケット大会の日程は？

最初のゴールドチケット大会が2月末に開催されることだけが発表されています。

世界一決定戦の日程を考えると、それ以降は1ヶ月に1～2のペースでゴールドチケット大会が開催されるのではないかと予想されます。

ゴールドチケット大会の内容は？

それぞれのゴールドチケット大会は異なる主催者が開くので、参加方法やトーナメント形式などの大会の内容はそれぞれ異なるものになる可能性があります。

大会詳細は今後、各大会の主催者から発表されると思われます。

ただしゴールドチケット大会については下記の点は共通しています。

対戦形式は1対1のデュエル
各大会の賞金プール（賞金総額）は50,000ドル（約580万円）

クラロワリーグイベント（仮称）とは？

クラロワリーグイベント（仮称）は、英語原文では「The 6 weeks of Clash Royale League」などと書かれています。6週間かけて行われるクラロワリーグというような意味でしょうか。このイベント名称は後日、より良いものに変わるとのことです。

ゴールドチケット大会がコミュニティ大会なのに対し、クラロワリーグイベントはSupercell公式が開く大会です。

クラロワリーグイベントは8月から開始するゲーム内イベントで、特別なチャレンジとトーナメントを経て、（残りの）8枚のゴールドチケットを獲得する選手が決まるという仕組みのようです。

これには全てのプレイヤーが参加できるようです。

一部のコミュニティ大会だけ特別扱いしてない？

8つのコミュニティ大会が「クラロワリーグ」の一部に取り込まれることになり、Supercell公式から大きなサポートを受けることになりましたが、Supercellはそれ以外のコミュニティ大会もこれまで以上にサポートすると発表しています。

こういったサードパーティおよびコミュニティ主導の大会のことを草の根大会（Grassroots Tournaments）と表現しています。グローバルな大会もローカルな大会も形式を問わずSupercellからのサポートを受ける対象になるとのことです。

大会運営を検討したい場合、SUPERCELL 大会ガイドラインを確認した上でtournaments@supercell.com宛に連絡すると良いそうです。

受けることができるサポートの内容は分かりませんが、賞金のサポートなどもあるのなら熱いですね。

全体がごちゃごちゃしてない？

知らないコミュニティ大会が出てきたり、クラロワリーグの中にクラロワリーグイベントがあったり、発表された今年のクラロワリーグは全体的にごちゃごちゃした印象を受ける人も多いでしょう。

ですが、公式サイトに近いうちに競技カレンダー（Competitive Calendar）の機能が搭載されるようです。

このカレンダーにはゴールドチケット大会も草の根大会も掲載されるとのことです。

見やすいカレンダーになるといいですね！

最後に

この今年のクラロワリーグの発表に対し、クラロワのプロ選手などは様々な反応をしています。

今の所見た所不満を口にする人が多いようですが、まだ全ての詳細が発表されてはいませんし、仕組みが大きく変わるということは当然一定の反発もあるわけで、もうちょっと追加の情報を待つ必要があるのかな？と思います。

例えば、昨年のファイナリストであるFramsitoさんは、昨年のクラロワリーグでのマルチ（予選にあたるトップ1000に入る戦い）はすごくストレスに感じていて、今年のクラロワリーグが発表された後「（今はクラロワを辞めていて）再びプレイすることは考えていなかったけど今年はマルチが関係ないので再開しようか考えてます」といった内容のツイートをしました。彼などは今年の変化がプラスに働く一人なのではないかと思います。

今年のクラロワリーグが終わった時に、トータルで見て、今年のクラロワリーグもこれはこれで良かったねという言葉だったり、今年のほうが良かったねという言葉が聞けるといいなと思います。