クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)で今強いカード・強いデッキを調べるシリーズ。今回は2025年3月シーズンの情報です。

目次
調査方法
調査方法は従来どおりクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。
マルチ(伝説の道)のグローバルランキングのTop1000のプレイヤーの使用デッキを調べ、マルチで使用され勝利したデッキの中から最多レーティングを獲得したデッキを1プレイヤー1デッキ採用しています。
比較データ
カードやデッキの使用率や人気順は、前回調査時のデータ(約1ヶ月前)と比較しています。
今回の調査データ
【調査日】4/3(木)(3月シーズン終盤)
比較データ
【調査日】2/28(日)(2月シーズン終盤)
比較データは前回の下記記事で取り上げたものと同じです。
最近のバランス調整・環境変化
前回調査時以降の環境の変化は以下の通りです。
- 3/3(月) 新限界突破「ハンター」登場
- 3/4(火) バランス調整
各内容については下記記事をご参照ください。
カード
カテゴリ別にカードの使用率を見ていきます。
カードの使用率の平均は約6.8%(1デッキ8カード÷カード117種類)です。全てのカードがこの数字に近づくことがバランスの取れた環境という理想の1つです。
一覧の見方
カード一覧の見方は下記の通りです。

数字(%)はカードの使用率を表しています。
文字色 | 意味 |
---|---|
黒字 | 非限界突破 |
紫文字 | 限界突破 |
青字 | 非限界突破と限界突破の合計 |
また、一番下の数字は前回からの使用率の変化です。
文字色 | 意味 |
---|---|
緑文字 | 使用率 増加 |
赤文字 | 使用率 減少 |
限界突破解放済のカードに関しては、使用率の変化は合計使用率の変化を見ています。
つまり、上記例では「ウォールブレイカー」というカードを限界突破のあり無し関係なしに見ると、使用率は21.8%であり前回から13.5%増えたという意味になります。
主軸
相手タワーへのダメージ源となったりデッキの軸を決めるようなカードは主軸カードやキーカードなどと呼ばれます。
主軸カードと主軸に準ずるカードを合わせたカードの使用率一覧は下記のようになります。
カードの並び順は使用率の高い順です。合計使用率がある場合はそれが使用されます。

近年稀に見るジャイプリ(ジャイアント・プリンスデッキ)ブームにより、ジャイアントの使用率が上がっています。
ホグライダーは急激に使用率を落としました。
1月に登場した鍛冶屋ジャイアントですが、それ以降何度もバランス調整が行われ、この3月にも弱体化を受けた結果、使用率は(Top1000プレイヤーでは)0になってしまいました。
呪文

バランス調整でローリングウッド(タワーダメージ減)や矢の雨(範囲が狭く)が弱体化されました。使用率は少し落ちましたが依然としてよく使われています。
ボイドはダメージ間隔が短くなる調整を受けました。少し使用率が伸びました。
建物

大砲は攻撃速度が遅くなる弱体化を受け使用率が落ちましたが建物のトップの座は堅いです。
限界突破カード
下記の限界突破使用率(紫文字)は、デッキの中に2つ存在する限界突破スロットにどのカードがセットされているかを表した数字になっており、全てを足すと200%となります。
※ここでの使用率変動は、限界突破使用率(紫文字)の変動を表します。

マークは限界突破が使われなかった割合を表しています。
ランバージャックはバランス調整でレイジ効果の効果時間が短くなる弱体化を受けました。
限界突破巨大雪玉はスローダウンの効果時間が伸びる強化を受け、やや使用率が上がりました。
チャンピオン
チャンピオンは1デッキに最大1体しか入れることができないので、その割合を見ることができます。

マークはチャンピオンが使われなかった割合を表しています。
アーチャークイーンは前シーズンはホグデッキで使われましたが、現在はこの組み合わせはほとんど見なくなりました。
一般ユニット
下記が前述の主軸系カードやチャンピオンを除いたユニットの使用率一覧です。


使用率増加が大きいカード
全カードの中で使用率の変動が大きかったものを見てみましょう。
下記が使用率の増加が大きかったカードです。

盾の戦士が大人気です。現環境で人気のプリンスの防衛に役立つという理由が大きいでしょう。
使用率減少が大きいカード
下記が使用率の減少が大きかったカードです。

鍛冶屋ジャイアントと組み合わせられることが多かったバーサーカーもほとんど使われなくなりました。
タワーユニット

ロイヤルシェフは調理時間が短くなる強化を受けましたが、使用率に影響を及ぼしませんでした。
デッキ
各デッキについてデッキポイントという独自のポイントを計算し、その高い順から50デッキ掲載します。
【表記について】
- Rating(Rank): そのデッキで到達した最大レーティングとその時の順位の目安
- Num: そのデッキを使用するプレイヤー数
- DP: デッキポイント。そのデッキの使用人数が多いほど、またプレイヤーがそのデッキで到達した順位が高いほど多い数値となります。
- ▲と▼: 前回からの変化。▲▲は前回はTop1000のプレイヤーでは使用が無かったデッキを意味します。
限界突破可能カードに関しては、限界突破しているカードとしていないカードは別ものとしてデッキを集計しています。
タワーユニットについても、別のタワーユニットの場合は別のデッキとして集計しています。
1~10位

11~20位

21~30位

31~40位

41~50位

最後に
アチャクイロイホグデッキが根強い人気を維持しています。

現在では限界突破がスケルトンから大砲に形は変わっていますが、昨年8月の時点で同じデッキが流行しており、それ以来人気は継続しています。
その間、アーチャークイーンはクールダウンタイムの増加、大砲は攻撃速度減少、ローリングウッドはタワーダメージの減少と、それぞれのカードが弱体化を受けているのにも関わらずです。
やはり、敵を一掃する力が強い限界突破大砲がこのデッキを強くしているんでしょうかね?
以上です!よきクラロワライフを!
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