【クラロワ】メガドラフトのカード統計(2023年4月シーズン)

クラロワ
     

クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)では現在、4月シーズンの最中ですが、今シーズンのマルチ(伝説の道)は通常バトルではなくメガドラフトになっています。

毎月、強いカードやデッキの統計を取る記事を書いていますが、今月はメガドラフトについてカードの統計を取ってみました。

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調査方法

調査方法はクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。

グローバルランキングTop1000のプレイヤーが、マルチ(伝説の道)で使用したデッキを調べました。

今回調べたデッキは50,000以上のものとなりました。

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メガドラフトのゲームモードについては以前下記記事に書きましたのでご参照ください。

表の見方

調査結果を見るために本記事では下記のような表を使用します。

【項目名】
PR:ピック率(使用率)
WR:勝率
POR:ピック順率

カードの種類は全部で109種類ありますが、メガドラフトではクローンと鏡が現れないため全部で107種類となります。これによりカードのピック率(PR)の平均は8 / 107 = 約7.5%となります。

上記例のインフェルノドラゴンとアウトローは共にピック率が高い(よく選ばれている)カードですが、勝率(WR)に関してはインドラは50%を下回っています。


次に表の右側を見てみましょう。

ピック順率(POR)はプレイヤーがそのカードを何番目にピックしたかという割合で、合計すると100%になります。

ピック順別の勝率(WR)はそのカードをその順番でピックした時の勝率です。


アウトローについて見てみると、よくピックされているのは3~6番目付近となっています。1番目のピックも稀にされており、その時の勝率は65.8%と高いものとなっています。

実際のピックの流れは、ピックの先手(最初に選ぶプレイヤー)が1番目のカードを選んだあと、後手が1番目と2番目のカードを選び、その後もお互い2枚ずつ選ぶという流れとなります。
このため先手は1番目と2番目のピックには差があり、後手の1番目と2番目のピックには本質的には差が無いという違いがあります。ですが今回の調査ではどちらが先手かという情報は取得できなかったので、先手と後手の情報が合わさったデータとなっています。

ピック率上位

ピック率のTop10です。

もっとも多く選ばれているカードはモンクでした。

ピック順率(POR)を見てわかるように、モンクや呪文は、相手より先に選んでしまおうという早いもの勝ちピックの対象のようです。

ただしモンクの勝率はこの中では最も低いものとなっています。

勝率上位

勝率のTop10です。

意外なことに、ガーゴイルの群れバーバリアンが勝率の1位と2位でした。

これらはピックの終盤で選ばれることが多く、ガーゴイルの群れは特に、先手(最後の1枚を選ぶことになる)のラストピックで選ばれることが多そうです。

カード自体のピック率(PR)は低いので、これらのカードは相手にファイアボールや矢の雨などが無いなど、限られた状態でのピックが強いと言えそうです。

また、ゴブリンの小屋やゴブリンなどは、割と何番目にピックされた時も勝率が高く、このメガドラフトにおいてパワーを発揮しやすいカードなのかもしれません。

チャンピオン

チャンピオンの一覧です(ピック率順)。

モンクやアーチャークイーンは早い段階でピックされることが多いですが、その後のピックで対策されるためか、1コスト多い点がネックになるのか、勝率は低くなっています。

勝率的にはマイティディガースケルトンキングが2強となっています。

呪文

呪文の一覧です(ピック率順)。

呪文のメリットには、相手の陣地にも放つことができる点や、密集した相手に対して範囲攻撃でダメージを与えられる点などがあります(一部の呪文は当てはまりませんが)。

メガドラフトにおいては、そもそもカード群の中に有効な呪文が現れないケースがありますし、現れたとしても自分と相手のどちらかしかピックできません。

このことから、最序盤に呪文をピックするというケースが多くなっています。

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主軸

デッキの中で攻撃の柱となる主軸の一覧です(ピック率順)。

本記事でのカテゴリ分けは、メガドラフトのカード群での出現位置とは関連していない一般的なカテゴリの分け方です。
(例)巨大クロスボウはカード群の中では「建物」の位置に出現する

全ての主軸は終盤のピックが多いという結果となりました。

主軸には攻撃対象が建物でユニットに対しては攻撃しないカードが多く、相手に適切な対策ピックをされると、攻撃が通らず逆にカウンターをもらいやすいデッキ相性になってしまいます。

このため、最後のターンに一番攻撃が通りやすい主軸をピックするというのが良い方法となっているようです。

準主軸

他の主軸・準主軸と組み合わせて攻める事が多い、主軸に次ぐようなカードを準主軸として分類し、一覧にしました(ピック率順)。

準主軸も終盤でのピックが多くなっていますが、ピック率1位のディガーは序中盤でピックされることが多いです。ポイズンとあわせて取り、早めにディガポイの形を作るケースも多いことでしょう。

建物

建物の一覧です(ピック率順)。

ピック率1位のボムタワーはHPが高いですし、メガドラフトにおいて不足しがちな範囲攻撃を補う役割を果たしてくれます。

対空

空中の相手を攻撃できるユニットである対空カードをピック率順でTop16のみ掲載します。

選ばれやすいモンクに対して強い、インフェルノドラゴンやフェニックス、ザッピー、エレクトロウィザードなどは序中盤にピックされることが多くなっています。

地上・小物

地上ユニット等をピック率順でTop16のみ掲載します。

対空ユニットの多くもですが、こういう主軸ではない一般ユニットは相手のピックを見ながらそれを対策するように中盤付近に選ばれるのが多くなっています。

最後に

大雑把に言えば、呪文→一般ユニット→建物→主軸の順で選ばれることが多いようですね。

チャンピオンは「何が何でもモンク」を選ぶのでは無く、ちゃんと活きることができるカード群かどうかを見極めてピックするのが重要なようですね。




以上です!よきクラロワライフを!

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