【クラロワ】メガドラフトのカード統計(2025年6月)

クラロワ
     

クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)では現在、メガドラフトモードのグローバル大会(ロイヤル大会)が開催されています。

今回のメガドラフトについてカードの統計を取ってみました。

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調査方法

調査方法はクラロワAPIを使用して独自にデータを調査しました。

グローバル大会Top1000のプレイヤーの使用したデッキを調べました。APIで取得したカードの順番がメガドラフトのピックの順番となっているため、何番目で何のカードをピックしたかという情報も見ることができます。

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2023年4月には伝説の道(マルチ)がメガドラフトモードで開催され、その時書いたものが下記記事です。

今回も傾向は似た感じになるだろうなーと思いながら調査しましたが、結果はどうだったでしょうか?

ピックに現れないカード

今回のメガドラフトでは、クローンダイナマイトゴブリンの3つのカードがピックに現れません(これは仕様なのかどうかは分かりません)。

現在クラロワには119種類のカードがありますが、ピックの選択肢に現れるのは116種類ということになります。

表の見方

本記事では下記のような表を使用します。

PR:ピック率(使用率)
WR:勝率
POR:ピック順率

カードは116種類となるためカードのピック率(PR)の平均は8 / 116 = 約6.9%となります。

上記例では、矢の雨がとてもよく選ばれている部類に、メガガーゴイルはやや選ばれていない部類に入ります。


次に表の右側を見てみましょう。

ピック順率(POR)はプレイヤーがそのカードを何番目にピックしたかという割合で、1から8を合計すると100%になります。

ピック順別の勝率(WR)はそのカードをその順番でピックした時の勝率です。

上記例では、矢の雨は序盤にピックが集中しています。メガガーゴイルは中盤のピックがやや多くなっています。


実際のピックの流れは、ピックの先手(最初に選ぶプレイヤー)が1番目のカードを選んだあと、後手が1番目と2番目のカードを選び、その次は先手が3番目と4番目のカード選び、…という流れとなります。
このため先手は1番目と2番目のピックには差があり、後手の1番目と2番目のピックには本質的には差が無いという違いがあります。ですが今回の調査ではどちらが先手かという情報は取得できなかったので、先手と後手の情報が合わさったデータとなっています。

ピック率上位

ピック率のTop16です。

呪文が上位を占めており、ユニットの中ではボスアサシンがトップとなっています。

ピック順率(POR)を見てわかるように、Top11までは相手より先に選びたい早いもの勝ちピックが多くなっています。その中でディガーは終盤のピック率が多くなっており勝率も終盤ピックの方が高くなっています。

勝率上位

勝率のTop16です。

漁師トリトン、フェニックス、ゴブリンの小屋のTop3はピック率(PR)は平均的ながら勝率は60%超えとなっています。

チャンピオン

チャンピオンの一覧です。

これ以降の一覧はピック率(PR)順で掲載します。

ボスアサシンやモンク、アーチャークイーンは初手(1番目や2番目)でピックされることが多くなっています。

呪文

呪文の一覧です。

普段のマルチでも見慣れたポピュラーな呪文が人気となっており、最序盤でのピックが多くなっています。

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主軸

デッキの中で攻撃の柱となる主軸の一覧です。

全ての主軸は最終盤でのピックが多いという結果となりました。

早い段階でピックすると相手に対策されやすくなってしまうので、最後の段階で最も効果的な主軸を選ぶというのがセオリーになっているようです。

ただし1位のゴブリンバレルに関しては序盤ピックでも勝率が大きく落ちていません。これは例えば後手ピックで最初にバレルとローリングウッドを一緒に取ってしまうなど、最初から枯渇デッキの方針にするケースがあるからかもしれません。

準主軸

他の主軸・準主軸と組み合わせて攻める事が多い、主軸に次ぐようなカードを準主軸として別に一覧にしました。

基本的には主軸同様終盤でのピックが多くなっています。

意外と初手ピックがあるメガナイトや何番目でもまんべんなく選ばれているペッカも、勝率を見ると6番目7番目あたりが最も高くなっています。

建物

建物の一覧です。

現在のマルチ(伝説の道)では大砲、テスラ、ゴブリンの小屋の順で使用率が高いですが、メガドラフトではゴブリンの檻がトップなのには驚きました。

マルチでは限界突破が使えますが(限界突破大砲と限界突破テスラが存在する)メガドラフトは限界突破が無いというのがこの結果になる一因だと思われます。

一般ユニット

これまで掲載したカード以外の一般ユニットの一覧です。

これらのユニットは中盤に選ばれることが多くなっています。

そんな中でロケット砲士は序盤ピックが多くなっています。矢の雨が(相手に)無い時に取ってしまうケースがあるのでしょうか。

また、スケルトン部隊やバーバリアンなどは、相手に有効な呪文が無いと判断した時、最終盤にピックするのも効果的なようです。

タワーユニット

ちなみに、過去のメガドラフトでは通常のデッキスロットのタワーユニットを変えることでメガドラフトモードで使われるタワーユニットを変える裏技(のようなもの)がありましたが、今回はタワーユニットはタワープリンセスに統一されているようです。

最後に

前回(2023年)の統計時はモンクがピック率トップで、それに対応する形でインフェルノドラゴンなどのピック率も上がっていました。

それ以降10種類の新カードが登場するなどの変化があり、人気のカードには変化が見られます。

とは言え、呪文を最初に選び主軸は最後に選ぶという、メガドラフトのピックの基礎の部分は変わっていませんでした(もちろん例外はあります)。

プレイ自体にあまり自信が無い人でもピックを磨けば勝率が上がるのがドラフト系のモードの特徴です。目指せドラフトマスター!?




以上です!よきクラロワライフを!

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