【ブロスタチャンピオンシップ】2021年シーズン内容まとめ

ブロスタ
     

ブロスタの公式eスポーツ大会であるブロスタチャンピオンシップ。昨年に引き続いて今年も開催が発表されています。

本記事では今年のブロスタチャンピオンシップについて発表されている内容をまとめてみたいと思います。


<更新履歴>
【2021/02/27】スケジュールの章にスケジュール表を追加しました。
【2021/02/27】競技ハンドブックがVer.8.0(2021/02/17付け)に更新されていたのでそれに合わせて内容を更新しました。BAN指定が双方のチーム「2体」だった所が「最大2体」に変わった部分です。
【2021/01/25】地域分けの章に地域分けマップを追記しました。

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情報源

今年のブロスタチャンピオンシップ(以降「本大会」と記述)に関する公式サイト・公式アカウントです。

👉Brawl Stars Esports
本大会の公式サイトです。日本語を含む複数の言語に切り替えて表示できます。

👉Brawl Stars Esports(@Brawl_esports) – Twitter
公式Twitter(英語)です。本大会の最新情報が発信されます。

👉ブロスタ公式(@brawlstarsjp) – Twitter
日本語のブロスタ公式です。ブロスタ全般の話題をツイートしてくれています。

また、1/22(金)に本大会の詳細が発表されました。
👉ブロスタチャンピオンシップ2021が始まる! | Brawl Stars
👉Brawl Stars Championship 2021 | Brawl Stars
日本語と英語の公式ブログ記事です。

また、本大会のルールブック(競技ハンドブック)が公開されています。
「BRAWL STARS CHAMPIONSHIP 2021 COMPETITION HANDBOOK」
👉supr.cl/bscrules (PDF/英語)

本記事では以上の情報源などをもとに、内容をまとめたいと思います。

【注意】本記事の内容は間違っていたり、内容が古くなる可能性があります。選手として参加される方は特に一次情報(競技ハンドブック等)を確認してください。

大会全体の流れ

本大会の全体の流れを図にしてみました。

2月から1ヶ月単位で8回、シーズンという戦いがあります。この戦いは世界を7つの地域に分けた地域別に行われます。シーズンの結果によりポイントが加算され、地域別ランキングができます。

それぞれの地域別ランキングで上位に入ったチームが世界一決定戦に出場します。

世界一決定戦はもちろん、各シーズンの戦いも賞金が出るひとかたまりの大会であると言えます。

シーズンの流れ

8回行われるそれぞれのシーズンの流れも図にしてみました。

チャンピオンシップチャレンジは誰でも参加できるゲーム内のイベントです。

実質その次のマンスリー予選からが本大会の競技の部分となります。

昨年はマンスリー予選がシングルエリミネーション形式トーナメントで、マンスリー決勝戦が3チームの総当たり戦でしたが、今年はこの部分の形式が変わったということになります。

地域分け

シーズンの戦いは地域別に行われます(チャンピオンシップチャレンジは除く)。世界全体が7つの地域に分けられます。

短縮表記地域枠数
EMEAヨーロッパ・中東・アフリカ5枠
MAINLAND CHINA中国本土3枠
NA & LATAM N北アメリカ・ラテンアメリカ北部2枠
LATAM Sラテンアメリカ南部2枠
EAST ASIA東アジア2枠
SESA & ANZ東南アジア・南アジア・オーストラリア・ニュージーランド1枠
EECA東ヨーロッパ・中央アジア1枠

枠数」は世界一決定戦に出場できるチームの出場枠です。

日本は韓国、台湾、香港、マカオとともに東アジア地域に含まれます。

【2021/01/25追記】地図上で地域分けが分かるマップを作りました。

チャンピオンシップチャレンジ

チャンピオンシップチャレンジ(Championship Challenge /CC)はゲーム内で開催されるゲームモードです。

2日間(48時間)開催され、3回負けるまでに15勝することでクリアとなります。

クリアする事でマンスリー予選への出場権を獲得します。

次の6つのゲームモードのうち5つが選ばれ、各モードで3勝ずつする必要があります。

  • 賞金稼ぎ
  • ブロストライカー
  • エメラルドハント
  • 強奪
  • 制圧
  • ホットゾーン

マンスリーイベント

マンスリー予選マンスリー決勝戦を合わせてマンスリーイベントと呼ばれます。マンスリーイベントは地域ごとに行われます。

マンスリーイベントはおそらく公式の配信が行われると思います。

参加資格とチーム組み

マンスリー予選に参加する場合、チームを組んで参加登録する必要があります。

参加資格としては16歳以上である必要があります。

チャンピオンシップチャレンジを戦ったチームとは別のチームで参加登録することも可能です。チームは3人または4人で組みます。

ポイントはプレイヤーではなくチームに対して入ります。この事もあり一旦参加登録してマンスリー予選を戦ったチームはその後大幅なメンバーチェンジは行えないと思ったほうがいいでしょう。

マンスリー予選

マンスリー予選(Monthly Qualifier/MQ)にはチャンピオンシップチャレンジをクリアしたプレイヤーがチームを組んで参加登録し、参加します。

【開催日】チャンピオンシップチャレンジの翌週、土日2日間に開催
【対戦形式】セットのBO3(2本先取)で勝敗を決めます。各セットはゲームのBO3です。
【BAN指定】双方のチームが最大2体ずつBANキャラを指定します。
【競技形式】スイス式トーナメント

上位8チームがマンスリー決勝に進みます。

スイス式トーナメント

【参考】スイス式トーナメント – Wikipedia

スイス式とは、簡単に言うと、参加する全チームが同じ試合数行う形式です。

1戦目は適当な相手と戦いますが、2戦目は1戦目の結果で勝ったチーム同士、負けたチーム同士が対戦します。3戦目以降も同じ(近い)成績のチーム同士が対戦するような仕組みとなります。

試合数

マンスリー予選で行われる試合数は次のように決まります。

参加チーム数試合数
~10010試合
~100014試合
~2500016試合

マンスリー決勝戦

マンスリー決勝戦(Monthly Final /MF)はマンスリー予選の上位8チームが参加します。

【開催日】地域ごとに異なる(マンスリー予選の翌月)
【対戦形式】準決勝と決勝はセットのBO5(3本先取)、それ以前はセットのBO3(2本先取)で勝敗を決めます。各セットはゲームのBO3です。
【BAN指定】双方のチームが最大2体ずつBANキャラを指定します。
【競技形式】シングルエリミネーション形式トーナメント(敗者復活無しのトーナメント)

獲得ポイント

世界一決定戦に出場するにはポイントを積み重ねて地域別ランキングの上位に入る必要があります。

マンスリーイベントの結果で下記のようにポイントを獲得します。

マンスリー予選

マッチに勝利するごとに2ポイント獲得

マンスリー決勝戦

  • 1位:100ポイント
  • 2位:70ポイント
  • 3、4位:50ポイント
  • 5~8位:35ポイント

例えばマンスリー予選で10勝して上位8位以内に入った場合、その時点で55ポイント(2pt×10勝 + 8位の35pt)を獲得したとみなす事ができます。さらにマンスリー決勝で優勝すればそこから65ポイントプラスになります。

世界一決定戦

世界一決定戦(World Finals/WF)は本大会の最後に行われる頂上決戦です。

各地域から選ばれた総勢16チームが参加します。

現時点では、11月にオフライン形式で行われる予定です。

詳細は後日発表されます。

賞金

本大会の全体の賞金プール(賞金総額)は最低でも110万ドル(約1億1400万円)です。

マンスリー決勝戦

マンスリー決勝戦の賞金は全シーズン合計は60万ドル以上となります。

賞金は地域ごとに異なります。東アジア地域を例にすると次の賞金となります。

順位賞金
1位7,500ドル(約78万円)
2位3,000ドル
3、4位1,000ドル
合計12,500ドル

これが8シーズンあるので東アジア地域の全シーズン合計だと10万ドル(約1000万円)となります。

世界一決定戦

世界一決定戦の賞金総額は最低でも50万ドルですが、ゲーム内のオファーで賞金が増額する機会があります。

昨年は最低50万ドルにゲーム内オファーの50万ドルが加わって100万ドルになったので、今年もそれに近い金額になる可能性はあります。

スケジュール

(日本が入る)東アジア地域メインですが、スケジュール表を作りました。

昨年のブロスタチャンピオンシップはマンスリー予選からマンスリー決勝までが1ヶ月以上開き、それまでに次のシーズンのマンスリー予選が行われるというような分かりづらい日程でしたが、今年は各シーズンが1ヶ月間の間に収まっていて分かりやすい日程となっています。

【2021/02/27更新】また、下記が全地域のマンスリー決勝の日程を含めたスケジュール表です。
【2021/03/04更新】スケジュール表の一部に間違いがありましたので修正しました。

各タイムゾーンについても書き込んでいます。

その他

本大会はゲーム(ブロスタ)内にできる「ESPORTS」アイコンから参加できるような事が書いてあります。

「ブロスタチャンピオンシップ」が多くのプレイヤーにとって、より近い存在になる事に期待したいと思います。

最後に

昨年のブロスタチャンピオンシップはコロナ禍のため、途中でオフライン形式からオンライン形式に変更するなど路線変更を余儀なくされました。

今年は去年の事を踏まえて、シーズン全体をオンラインで行い、オンラインで行うシーズンが最高のものになるようきちんと大会の形を作ってきたなという印象を持ちました。

地域分けをラグが極力出ないように再編成した事からもそれが分かります。

まずはシーズン1でどんなチームが名乗りを上げるのか、注目したいですね!




以上です!よきブロスタライフを!

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