【クラロワ】2021年6月シーズンのバランス調整まとめ

クラロワ
     

クラロワ(クラッシュ・ロワイヤル)でカードのバランス調整の内容が発表されました。

本記事ではこのバランス調整の内容について詳しく見ていきたいと思います。

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情報源

6/4(金)21:00にバランス調整内容が各Supercellクリエイターにより情報解禁されました。

RoyaleAPI (クリエイターコード: royaleapi)

きーる(クリエイターコード: kir)

本記事ではこれらの情報やそれをもとに自分で調べた内容についてまとめてみたいと思います。

どういうカードが調整されるのか?

バランス調整の対象になるカードは、現環境で使用率が高すぎたり(強すぎたり)低すぎたり(弱すぎたり)するカードがメインになると思います。カードの使用率については以前書いた下記記事も参考にしてください。

実施日

【追記】バランス調整は6/7(月)に実施されました。

強化

今回バランス調整されたそれぞれのカードについて見ていきます。強化弱体化リワーク(カード特性の作り替え)の順に見ていきます。

(※)ダメージやHPといったステータスは大会レベル(レベル9)のものを記します。

アウトロー

アウトローのアウトローガールについて下記の調整が行われました。

  • 初撃速度(First Hit)1秒 → 0.8秒

初撃速度は射程に入ってから最初に攻撃するまでの時間です。これが早くなり早く相手にダメージを与えることができるようになりました。

初撃速度の変更については、2020年10月のバランス調整でマスケット銃士が0.5秒から0.8秒に弱体化されたり、2021年3月末のバランス調整ではハンターが0.7秒から1.1秒に弱体化されたりしました。

大砲・60式ムート

大砲および60式ムートの破壊後について下記の調整が行われました。

  • 攻撃速度(Hit Speed) 1秒 → 0.9秒

攻撃間隔が短くなります。DPS(damage per second/1秒間当たりのダメージ)を計算すると次のようになります。

【調整前】175 / 1秒 = 175dps
【調整後】175 / 0.9秒 = 194dps (+11%)

巨大スケルトン

  • タワーに対する死亡時ダメージ(Death Damage) 444888(+100%)

前回のバランス調整では死亡時ダメージが957から444へ減少しましたが、今回の調整はタワーに対する死亡時ダメージのみ大分戻したということになります。

弱体化

続いて弱体化されたカードを見ていきます。

エリートバーバリアン

  • 索敵距離(Sight Range) 5.5 → 6(+9%)

索敵距離とは、この距離内のものを攻撃対象にするという距離です。いわゆるターゲットにとる距離ですね。

イメージですが、索敵距離が半マス広がった様子を下記画像に示しました。

エリババは2体同時に出るので、以前は外側の1体だけ逆サイドに釣れない(誘導できない)場面がありましたが、索敵距離が広がったことにより、釣りやすくなったという事になります。

エリババによるキング起動もやりやすくなるのかもしれませんね。

ゴーレム

  • 死亡時ダメージ(Death Damage) 259186(-28%)

ゴーレムが破裂して小型ゴーレムに分裂する際に与えるダメージです。小型ゴーレムが死亡する際のダメージは元のまま(82)だと思われます。

この調整によりアーチャー(HP252)やガーゴイル(HP190)はゴーレムの死亡時ダメージで倒されないようになりました。

アイスウィザード

  • HP(Hitpoints) 590570(-3%)

体力が減り、ファイアボール(572ダメージ)で倒されるようになりました。

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リワーク

リワークというのは、単にステータスを上下させるという調整ではなく、カードの性質を作り変えるような変更のことを言います。

ファイアスピリット

まず、ファイアスピリット1体の性能が下記のように強化されました。

  • ダメージ(Damage) 178188(+6%)
  • HP(Hitpoints) 91190(+109%)
  • 射程(Range) 2 → 2.5(+25%)
  • ダメージ範囲(Damage Radius) 1.7 → 2.5(+47%)

ダメージが増え、射程(ジャンプする距離)は半マス伸びました。

HPが倍以上に増え、ザップ巨大雪玉159ダメージ)では倒すことができなくなりました。ローリングバーバリアン200ダメージ)では倒すことができます。

また、プリンセスタワーの攻撃(1発90ダメージ)によって今まで2発で倒せていたものが3発が必要になります。結果としてファイアスピリット1体を放置するとプリンセスタワーにそのダメージが入ることになります。


そしてカード「ファイアスピリット」について下記の変更がありました。

  • エリクサーコスト(Elixir Cost) 2 → 1
  • ユニット数(Unit Count) 3 → 1
  • カード名(英語):Fire Spirits → Fire Spirit

つまり、アイススピリット、エレクトロスピリット、ヒールスピリットといった他のスピリットと同じように、1体で1コストになったということです。

ダメージ範囲が広がったことにより、ゴブリンバレルを1コストで完封できるようになっています。

オーブン

オーブンは上記のファイアスピリット1体の調整内容の影響を受けつつ、加えて下記の変更も行われました。

  • 生成するファイアスピリット:一度に2体 → 1体
  • 生成速度(Spawn Speed)10秒 → 7秒
  • 稼働時間(Lifetime) 50秒 → 49秒

生成速度と稼働時間の関係を見ると、ファイアスピリットの生成回数は、調整前の6回から調整後の8回へ増えます。

プリンセスタワーへのダメージについて

相手が防衛しない場合、調整前も調整後も1度の生成で1体のファイアスピリットがプリンセスタワーに到達しダメージを与えます。

このことから、オーブンを完全に放置した場合、プリンセスタワーが受けるトータルのダメージは下記のようになります。

【調整前】178 × 6回 = 1068ダメージ
【調整後】188 × 8回 = 1504ダメージ

プリンセスタワーのHPは2534なので6割近くが削られてしまうことになりますね。

自陣での防衛について

自陣に入ってきた敵ユニットをオーブンから出るファイアスピリットで攻撃するケースを考えてみます。

調整前は2体のファイアスピリットが当たると合計356のダメージを与える事ができました。調整後は1体のファイアスピリットで188のダメージを与えるにとどまります。

参考動画

調整前と調整後の比較を動画で見たい場合はLegendarayさん(Twitter)が下記動画を出しています。

アップデート内容全体の動画になっていますので5:40くらいからがバランス調整についての内容です。

最後に

現環境で使用率が突出しているエリババが弱体化されたとのことですが、索敵距離の長さによって弱くなるケースは限られていて多くのケースでは以前と変わらない気がするのでちょっと心配です。

また、今まで一部のデッキにしか使われなかったアウトローや大砲が今後どのようなデッキに組み込まれるかに注目したいと思います。




以上です!よきクラロワライフを!

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