クラロワの公式eスポーツ大会であるクラロワリーグ。
先日2021年シーズンのラウンド3が終わりましたので結果をまとめたいと思います。
先月のラウンド2についてはこちら。過去の結果まとめについてはこちらをご覧ください。
目次
はじめに
2021年のクラロワリーグは月単位でラウンドという形で大会が開かれます。ラウンドの中身は次の図のようになります。
本記事ではラウンドのそれぞれのイベントについて結果を書いていきます。
クラロワリーグ全体についての詳細は下記記事に詳しく書いたので参考にしてください。
情報源
選手情報や試合結果など、クラロワリーグに関する情報はRoyaleAPIのサイトが詳しいです。
👉on.royaleapi.com/crl
特にLeaderboard(ポイントランキング)は選手の細かな情報も分かりやすい一覧になっていてオススメです。
また、今年のクラロワリーグは、全般的にBattlefyというサイト上で、試合の管理や実行が行われています。
👉Clash Royale League 2021 esports tournaments | Battlefy
上記リンクから各ステージの試合結果等を見ることができます。
本記事ではこれらのサイトの情報などをまとめます。
トロフィーレース
【期間】2021/3/1(月)~4/5(月)
トロフィーレースの期間はゲーム内のシーズンの期間です。シーズン終了時のグローバルランキング1000位以内(*)のプレイヤーが次のマンスリー予選に参加する資格を得ます。
(*)1000位を超えていても1000位と同じトロフィーのプレイヤーは含まれます。
約1000人の中から把握されているサブ垢を除いたプレイヤーを国別に集計したものをRoyaleAPIが下記のように出しています。
これまでのラウンド1・ラウンド2において日本のプレイヤー数がトップになっており、今ラウンドも191人と、5人に1人は日本人となっています。
マンスリー予選 Day1
【日時】4/10(土)各タイムスロット別に実施
トロフィーレースで1000位以内に入ったプレイヤーは自らマンスリー予選にエントリーする必要があります。この時点で年齢制限がかかり16歳以上である必要があります。
マンスリー予選のDay1は実施時間別にタイムスロットと呼ばれる4つのブロックに分かれています。タイムスロットは日本時間で17:00、21:00、25:00(翌日1:00)、29:00(翌日5:00)の4つです。
Day1はスイス式と呼ばれる方式で戦いが行われ、各選手は11試合ずつ試合を行います。各タイムスロットの上位8名がDay2に進みます。
下記が各タイムスロット上位8名の通過者です。数字は勝敗です。
タイムスロット1
- CrispTarta (9-2)
- Tomi (9-2)
- TRB SandBox (9-2)
- D.I.M.A.S (9-2)
- TRT丨Cooper (8-3)
- JACK (8-3)
- RAD (8-3)
- ひまわり@パンケーキ (8-3)
タイムスロット2
- むぎ (10-1)
- 不爱睡觉不爱起床的小力量 (9-2)
- GençAslan (9-2)
- DarkAngel (9-2)
- フルーツ (8-3)
- Karel de Grote (8-3)
- Youssef (8-3)
- Rafael Menezes (8-3)
タイムスロット3
- AWESOME (10-1)
- CHN 丨Lapkens (9-2)
- JupiterKing (9-2)
- Schwarzen (9-2)
- たぁ (9-2)
- Samuel Bassotto (8-3)
- みかん坊や (8-3)
- TQ iAmJP (8-3)
タイムスロット4
- SaintBelikin (10-1)
- TRB Anaban (9-2)
- xAlee (9-2)
- Higher (9-2)
- CHN 丨Faust (8-3)
- airsurfer (8-3)
- SK Morten (8-3)
- CHI kevinRA (8-3)
参加者数
各タイムスロットで実際に試合を行った選手の数を表にしました。
TS1 | TS2 | TS3 | TS4 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
参加者(完走) | 79 | 98 | 98 | 87 | 362 |
途中脱落 | 34 | 27 | 32 | 29 | 122 |
合計 | 113 | 125 | 130 | 116 | 484 |
完走率 | 69.9% | 78.4% | 75.4% | 75.0% | 74.8% |
先月と比べると、参加プレイヤーは517人から484人と減りました。
ただ、11戦すべてを戦った完走者は先月の351人から362人と少し増えました。11戦行うのに6、7時間かかるものの、先月と比べて少し時間が短縮されてきたのかな?と思います。
マンスリー予選 Day2
【日時】4/11(日)22:00(日本時間)
マンスリー予選のDay2はDay1の翌日に実施されます。
先月までは日曜の27:00(月曜の3:00)が開始時刻でしたが、今月から22:00開始になり、日本からは参加しやすい時間帯になりました。
32人の選手が4人ずつ8グループに再編成され、ダブルラウンドロビン形式(総当り2回)で戦います。グループ1位の選手がマンスリー決勝に進みます。
下記が各グループの成績です。数字は勝敗、赤字が通過者です。
グループA
- たぁ (5-1)
- xAlee (3-3)
- CrispTarta (2-4)
- Youssef (2-4)
グループB
- RAD (4-2)
- 最強 l むぎ (4-2)
- CHN 丨Faust (2-4)
- JupiterKing (2-4)
グループC
- SK Morten (5-1)
- GençAslan (3-3)
- AWESOME (2-4)
- TRT丨Cooper (2-4)
グループD
- TRB SandBox (5-1)
- フルーツ (3-3)
- SaintBelikin (2-4)
- みかん坊や (2-4)
グループE
- Samuel Bassotto (5-1)
- Tomi (3-3)
- Higher (2-4)
- Rafael Menezes (2-4)
グループF
- Schwarzen (5-1)
- 不爱睡觉不爱起床的小力量(Lciop) (4-2)
- airsurfer (2-4)
- ひまわり@パンケーキ (1-5)
グループG
- DarkAngel (4-2)
- CHN 丨Lapkens(LaPoKaTi) (4-2)
- JACK (2-4)
- CHI kevinRA (2-4)
グループH
- Karel de Grote(BobTheRock) (4-2)
- TRB Anaban (4-2)
- TQ iAmJP (3-3)
- D.I.M.A.S (1-5)
マンスリー決勝
【日時】4/17(土)18(日)23:00(日本時間)
マンスリー決勝は2日間行われ、マンスリー予選を通過した8名が戦います。
対戦形式はダブルエリミネーション形式(敗者復活あり)のトーナメントです。
放送
下記が日本語放送のリンクです(YouTubeアーカイブ)。
結果
最終的なトーナメント図を下記画像にまとめました
優勝は日本のたぁ選手。Morten、Schwarzen、SandBoxという強豪を破り、Winnersを勝ち進んで決勝へ。決勝で一度SandBoxに敗れたものの、Winners側が1敗できるアドバンテージで再戦し、見事にチャンピオンの座をつかみ取りました。
準優勝は韓国のSandBox選手。Winnersでたぁ選手に敗れましたがLosersを勝ち上がり決勝に進みました。決勝でも一度たぁ選手に勝ちましたが、優勝まではあと一歩届きませんでした。
日本からはもう1人出場したRAD選手は、初戦に勝利したもののそこから2連敗し、ベスト6という成績となりました。
賞金
マンスリー決勝に出場した選手は順位に応じて下記の賞金を獲得しました。
1位は2万ドルで約200万円となります。
ちなみに実際はマンスリー予選のDay2に進んだ段階(ベスト32)から賞金を獲得します。17位~32位で1000ドル(約10万円)獲得します。
ポイントランキング
2021年シーズンの最後に行われる世界一決定戦への出場を決めるためのポイントランキングです。
ラウンド3終了時のポイント累計ランキングの上位は下記のようになっています。
現時点でラウンド3まで消化しましたが、残り5ラウンドを戦った時点のポイントランキング(ポイント累計)の上位24人が直接世界一決定戦への切符を手に入れます。
上記画像は16人のみなので、RoyaleAPIのサイトで17位~24位の選手を見てみると、次のようになります。
- たぁ(Taa)
- Schwarzen
- Lciop(不爱睡觉不爱起床的小力量)
- Marcダーク
- Hajime
- iAmJP
- Framsito
- むぎ(Mugi)
トップ24の中にいる日本人は、Pandora、KK、YUYA、たぁ、Hajime、むぎの6名となっています。
振り返り放送
先月から始まった「CRL PLAYBACK」という今月のクラロワリーグを振り返る番組が今月も行われるようです。
【日時】4/21(水)21:00~
【出演者】Jaeger(いぇーがー)・けんつめし
【配信場所】「クラロワeスポーツ」YouTubeチャンネル
最後に
セミプロチーム等にも入っていないであろう日本のたぁ選手が一気に世界のトップに登り詰めました。まさにシンデレラボーイです。おめでとうございます!
クラロワの世界規模の大会で、チーム戦も含めて日本の選手が世界一になったのはこれが初めてではないでしょうか!?他の日本のトッププレイヤーもこれには刺激を受けるでしょうし、クラロワの競技シーンが今以上に活発になることが期待されます。
たぁ選手は、アジア地域で行われているもう一つの公式大会であるスターチャンピオンシップにもにスターに挑戦するチャレンジャーとして4/24(土)に登場するので、こちらの試合も楽しみにしたいと思います。
以上です! Enjoy クラロワリーグ!
クラロワリーグ 関連リンク
- クラロワリーグ 目次 ページ
- タグ検索「クラロワリーグ」
※このコンテンツは非公式であり、Supercellによる承認を受けていません。ファンコンテンツに関する詳細は、Supercellのファンコンテンツポリシーをご覧ください。
コメント