通訳というのは、言葉の通じない人の間に入ってお互いの言語を翻訳して会話を成立させる人のことを言います。
ところがスマホ一台が通訳になってしまうという事を今日聞いたので、早速試してみました。
目次
情報源
本日(12/13)の記事として、下記のようなニュースがありました。
- Googleアシスタントのリアルタイム通訳機能がiOSとAndroidでも利用可能に – ITmedia NEWS
- 「Googleアシスタント」の「通訳モード」、AndroidとiOSでも利用可能に – CNET Japan
また、下記のようなGoogle公式ページを確認できます。
👉Interpreter mode brings real-time translation to your phone
Google公式ブログ(英語)の発表記事です。
「翻訳モードを使うとスマホでリアルタイム翻訳ができる」みたいなタイトルです。
👉会話を通訳モードで翻訳する – Google アシスタント ヘルプ
アシスタントが翻訳できる言語の一覧として29言語が載っていますが、実際は現時点で44言語の翻訳が可能になっています。
概要
通訳モード(Interpreter Mode)の機能自体は、従来からGoogle Home(スマートスピーカー)やGoogle Smart Display(スマートディスプレイ)などでは実現できていたようです。
それが今回、スマホの「Googleアシスタント」アプリの機能として取り入れられ、Googleアシスタントが入ってさえいれば、AndroidスマホでもiPhone・iPadでも、この通訳モードが利用できるようになったという訳です。
【参考】スマートディスプレイって何?という人のために
👉スマートディスプレイって? 知っておきたいタブレットとの違い スマートスピーカーの「次」、最新トレンドに迫る | IoT Today
試してみた
実際に通訳モードを試してみます。使ったのはAndroidスマホです。
1. Googleアシスタントを起動します(「OK Google」などで)。
2. 「通訳して」と話しかけると、どの言語とどの言語で通訳するかを決める画面になります。
今回は相手の言語として「英語(English)」を選びました。
直接「英語を通訳して」と話しかけて相手の言語を指定することもできます。
3. 「こんにちは」と話しかけました。
アシスタントは「Hello」と訳して発声してくれました。
4. 「See you later」と話しかけると、アシスタントは「じゃあまたね」と訳して発声してくれました。
このように、日本語と英語どちらで話しかけても、もう片方の言語に翻訳してしゃべってくれるという具合です。
また、Helloと翻訳された時に、返答に使われそうな言葉を候補として出してくれていますが、候補をタップするとその返答をしたことになります。
「How are you?」をタップすると「お元気ですか?」に訳してくれるという具合です。
これを使うとさらに会話がスピーディーにできそうですね。
最後に
Googleアシスタントの翻訳はたくさんの言語をサポートしているので、世界中の誰とでもすんなり会話ができる時代になったのかもしれませんね。
来年(2020年)は東京オリンピックの年ですが、この翻訳モードで海外から日本に訪れた人と交流するのもいいかもしれません。
以上です!
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